車両規定

 エンジンで走る実際の4輪駆動車の形態を有する1/10スケールの電動RCクローラーである事、フレーム上に動力(モーター)がありトランスミッションから前後2本のプロペラシフトを介して車軸へ動力を伝達する構造である事。

=車両は3つのカテゴリーに分類されます=

・クラス1:リアルな外観を有したスケールクローラーによるクラス。

・クラス2:メーカーのストックシャーシ及びLCGシャーシを使用したカスタム車両によるクラス。

・クラス3:チューバーシャーシ/レールシャーシを使用したロッククローリング専用に作られたマシンによるクラス。

・各カテゴリーとも4輪車のみエントリー可能です。

・規定外の場合は各項目ごとに+5ポイント加算されます。ただし不可項目に該当する場合はエントリー出来ません。

・規定外の箇所がある場合は当日の車検にて申告をお願い致します。

=クラス1=(リアルな外観を有したスケールクローラーによるクラス)

・スケールポイントの適用があります。

・前後にバンパーのあるフルサイズボディが必要。ベッドの無いピックアップは不可、チューブベッド/トラギーバックは+5Pペナルティ(ただしベッドがサイドパネルで覆われていればペナルティ無し)

・ボディは1/10スケール規格のRCカー用ボディを使用して下さい。

・ボディにはフロントウィンドウの装着が必要です。

・バンパーはボディと一体型かシャーシマウントで、どちらもボディと同等の幅が必要です。

・ボディの極端なトリミングは認められません、乗車口ドアの取り外しやボンネット/ルーフパネルのくり抜き等は不可(例外:ルーフと後部ピラーを取り去った場合は、キャビン全体がロールケージで覆われていてフロントガラスの周りがピラーで囲われていればOKとします)

・リアベッドの延長やベッド後部の切り詰めはOKです(ホイールベースのストレッチ及びボブテール)

・ボディの狭小化は不可(ボディ前後のピンチ加工)

・オーバーフェンダーのトリミングはOK。ただしホイールアーチ最上部からボディ上端までの幅が12.7㎜以上必要です。

・フェンダーパネルのトリミングは前後バンパーの高さまでOKです。ただしキャビンと繋がる部分のトリミングは不可、オーバーフェンダーのトリミングのみとして下さい。

・ボディキャビン部分の高さは114.3mm以上必要です。

・ピックアップベッドには床が必要です、床全面のトリミングは不可。ただしリアショックタワー部分のトリミングはOKです、その場合はトリミング範囲を最小限にします。

・シャーシはレールシャーシを使用している必要があります。

・スキッドプレートは地面もしくはボディサイドパネルの床と並行でなければならない(スキッドに傾斜のあるシャーシレールは不可

・トレッド幅はタイヤの側面(タイヤの内側)がボディキャビンのサイドパネルより内側にある必要があります。

・ホイールベースは車両を真横から見た時に、前後バンパー及びボディホイールアーチの内側にタイヤが収まっている必要があります(タイヤがバンパーを越えてはならない)

・最大タイヤサイズ106mm/4.19インチ(メーカー公表値)規定を超えるサイズのタイヤ使用は不可

・タイヤの加工は不可(トレッドパターンのトリミング、エア抜き穴、狭小化など)

・ウインチ使用を認めます、1回使うごとに+3ポイント加点。

・バッテリーを含むすべての電子機器はシャーシに搭載されている必要があります。アクスルオンは不可

・AMSは不可(SOA、ステアリングサーボをフロントアクスルに搭載)

・4WSの使用は不可

・チューバー/ロックバギー及びMOA車は不可(MOA=モーターオンアクスル)

・ショートホイールベース車はエントリー出来ません(WB285mm未満は不可

・最低ゲート幅、Class1=280mm

=クラス2=(メーカーのストックシャーシ及びLCGシャーシを使用したカスタム車両によるクラス)

・スケールポイント適用の有無は大会毎に設定。

・ボディの装着が必要です。

・ボディは1/10スケール規格のRCカー用ボディを使用して下さい。

・ボディはトラックキャブのみでもOK、ボディのトリミングもOK。

・ボディのトリミングは内部メカ類が露出しない程度(※前後左右からバッテリー・ギアボックス・メカ類が露出しない様にボディで覆う事)

・トレッド幅(車両幅)250mm以下 ※タイヤの外側~外側をタイヤの潰れの無い状態で計測

・シャーシはレールシャーシを使用している必要があります。

・フロントバンパーが必要でシャーシレールの外側より幅が広くなければならない。

・シャーシレールの長さは、前後タイヤのホイールリムの外端よりも長い必要があります。前後バンパーによるレールの延長はOK、バンパーもシャーシレールの一部として計測します。

・バッテリーを含むすべての電子機器はシャーシに搭載されている必要があります。アクスルオンは不可。(ただしAMS/SOAは加点+5ポイントにてエントリー可能です)

・AMSは+5ポイント加点(SOA、ステアリングサーボをフロントアクスルに搭載)

・最大タイヤサイズ120mm/4.75インチ(メーカー公表値)規定を超えるサイズのタイヤ使用は不可

・チューバー/ロックバギー及びMOA車は不可(MOA=モーターオンアクスル)

・ウインチの使用は不可(搭載されている場合はスケールアクセサリーとしてカウントします)

・DIG/4WSの使用は不可

・最低ゲート幅、Class2=305mm

=クラス3=(チューバーシャーシ/レールシャーシを使用したロッククローリング専用に作られたマシンによるクラス。)

・スケールポイントの適用は無し。

・最大タイヤサイズ140mm/5.5インチ(メーカー公表値)規定を超えるサイズのタイヤ使用は不可

・4WS(リアステア)の使用可

・DIGの使用は不可

・MOA車(モーターオンアクスル)は不可

・ステアリングサーボ以外の、バッテリーを含むすべての電子機器はシャーシに搭載されている必要があります。(規定外の場合は加点+5ポイントにてエントリー可能です)

・チューバーシャーシはボディサイドパネルとルーフパネルの装着が必要です、メカ類の露出を最小限にして下さい。

・チューバーシャーシ及びレールシャーシボディのキャビン部分の最低地上高は、ボディの一番広い部分の幅で90mm以上必要です。

・レールシャーシを使用する場合はボディの装着が必要です。

・レールシャーシのボディは1/10スケール規格のRCカー用ボディを使用して下さい。

・レールシャーシボディはキャブのみでもOK、ボディのトリミングもOK。

・ボディのトリミングは内部メカ類が露出しない程度(※前後左右から見てバッテリー・ギアボックス・メカ類が露出しない様にボディで覆う事)

・レールシャーシにカプラケージを装着した場合はチューバーシャーシ扱いとします(ボディパネルが必要)

・最低ゲート幅、Class3=406mm

=スケールポイントについて=

 クラス1/クラス2ではリアルな外観を有する車両において、スケールポイントによる優遇処置があります。ポイントはコーススタート前に車両に対して与えられ、各コースごとにポイントが差し引かれます。

・クラス1の最大スケールポイントは‐30P

・クラス2の最大スケールポイントは-20P

=スケールポイントの種類=

・ハードボディ=フルサイズ:-12 キャブのみ:-6

・ハードボディは1/10スケール規格のRCカー用ボディを使用して下さい。

・フルサイズハードボディにはボンネット/キャビン/リアベッド又はハッチバック/フェンダーパネル(サイドパネル)が必要です。トラックヘッド(キャブのみ)は背面をパネルで覆う必要があります。(バギー用ボディは対象外)

・内装あり= -4(シート、ダッシュボード、ハンドルが必要です)

・ドライバーフィギュア=フル:-4 ハーフ:-2(腰から上部が必要です)

・ドライバーフィギュアは立体的な人型の模型である必要があります。フィギアのサイズは高さ140㎜以上とします(タミヤのドライバー人形はハーフサイズ扱い)

・ドライバーフィギュアの搭載は内装の装備が条件で、最大2体までスケールポイントが適用されます。

・ルーフラック=-3

・リーフスプリング=前後アクスル:-7/片側アクスルのみ:-3(外部ダンパーのアウタースプリングは無し、リーフスプリングで車両重量をサポートする必要があります。シリンダーインスプリングはOK)

・スケールアクセサリー=-1(ウインチ、エキパイ、シュノーケル、ジェリ缶、ライト類など、最大5アイテム-5点まで。ライトは点灯する事が条件で、フロント及びテールライトは左右で1カウント。フォグランプは1セットで1カウントです。その他アイテムも当日車検にてご相談ください)